香りの散歩道


環境の日はグリーン

墨絵・朝野泰昌
今日6月5日は「環境の日」です。
私たちの身近にある自然から、地球全体のことまで、思いをはせる日になることをめざして制定されました。

みなさんは、「環境の日はグリーン」という活動が、日本中に広がっていることをご存じでしょうか。
今日の夜、ランドマークとなる施設のライトアップの色が、環境をイメージするグリーンに変わるのです。
昨年は、この呼びかけに賛同した施設によって、地元の夜景が緑色に染まる光景を見た人たちが、SNSに写真をたくさんアップしていました。

それを見て、「なんとなく心が落ち着く」という感想を持った人も多かったとか。
どうやら、グリーンという色には、人の心をおだやかにするチカラがあるようです。

色を使って心と体を癒す色彩療法、カラーセラピーによると、緑色はバランスと調和をもたらしてくれる色だそうです。
この世界にある色は、冷たさを感じさせる「寒色」と、あたたかみのある「暖色」に分類されますが、緑はその中間にある色で「中性色」と呼ばれています。
寒くもなく暖かくもない、ちょうどいい感じの色なのです。
だから、木や草の緑を目にすると、安らぎを感じるのかもしれません。

「環境の日はグリーン」という活動を通して、
地球への思いやりが、たくさんの人の心に芽生えるといいですね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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