今日は「宝くじの日」という、なんだか夢のある記念日です。 当たりくじを持っているのに、まだ当選番号と照らし合わせていない人や、換金できる期限が迫っていることに気付いていない人。 どちらも結構多いそうですよ。 これでは、まさに宝の持ち腐れ。もったいないですね。 なかには、どこにしまったか忘れたという人も。勘の鋭い人や物を見つけるのが得意な人のことを「鼻が利く」と言いますが、「宝くじの日」の今日は、鼻をくんくんさせて探し出してみませんか。 江戸時代に流行った「富くじ」など、人々がくじに夢を求めた歴史は長いようですが、「宝くじ」という名前で呼ばれるようになったのは昭和20年。 終戦の年です。 その年の7月、政府は軍事費を調達するために「勝礼(かちふだ)」という富くじを発売しました。 けれど、抽せん日を待たずに終戦を迎えたため、「負礼(まけふだ)」と呼ばれるようになったとか。 そこで、同じ年の10月、「宝くじ」と名前を変えて発売することになったそうです。 ヤミの値段で白米1升70円で売られていた当時、宝くじは1枚10円。 1等賞金は10万円でした。 物のない時代ですから、賞金でおなかいっぱい食べたいという人も多かったとか。 皆さんが今、宝くじを買うとしたら、どんな夢を叶えたいですか。
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