香りの散歩道 |
墨絵・朝野泰昌 |
春から初夏にかけて咲くバラの花は、その美しい姿と甘い香りで、私たちの心をなごませてくれます。 詩人の北原白秋(きたはら・はくしゅう)は、バラの香りについて、こんな言葉を遺しました。 「白薔薇はその葉を噛んでも白薔薇の香ひ(におい)がする。 その香ひは枝にも根にも創られている。 花とはじめて香ひが開くのではない。 白薔薇の香ひそのものがその花を咲かすのである」。 |
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清純で気品のある白いバラに秘められた、力強い香りの魅力が伝わってきますね。 皆さんもぜひ足を運んでみませんか。 |
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*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中 ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。 *このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています 香りの散歩道TOPへ / TOPへ / 歳時記へ |