香りの散歩道


湯村温泉が「温泉総選挙環境大臣賞受賞」


墨絵・朝野泰昌
 

今日4月22日は「アースデイ」。
一人ひとりが地球のことを思いやり、環境に配慮しながら行動することを心がける日です。

暮らしのなかの、ほんのちょっとしたこと。
たとえば、モノを買うときにゴミが出ないほうを選ぶとか、歩いて行ける場所にはクルマで行かないとか。
今すぐできることは、たくさんありそうですね。

そして、山陰には、町をあげて環境保全に取り組んでいる温泉地もあります。
日本各地の優れた温泉地を表彰する「温泉総選挙2019」で、環境大臣賞を受賞した、新温泉町の湯村温泉です。

はるか昔から、高温のお温がこんこんと湧き出る湯村温泉では、その熱を日々の暮らしや観光資源として有効に活用してきました。

野菜を湯がいたり、温泉卵をつくったり、寒い日には湯たんぽなどの暖房にも使ったり。町内の理髪店などでは、温泉水を使ったシャンプーもできます。
町の人も、観光客も、地球の恵みである温泉の恩恵にあずかることができる。

こうした取り組みが、地域の活性化はもとより、地球温暖化対策にもつながっていることが評価され、環境大臣賞に選ばれたそうです。
先人たちの知恵を受け継ぎながら、時代を先取りするアイデアを次々に実践している、湯村温泉のチャレンジは全国の温泉地から注目されているようです。

「アースデイ」の今日、皆さんも身近な地球の恵みに目を向けてみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

4月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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