今年のお正月、お餅やおせち料理はそろそろ・・・と思いはじめた時、皆さんは何を食べたくなりましたか。
昭和50年代、「おせちもいいけどカレーもね」という、レトルトカレーのコマーシャルが話題になりました。
それ以来、お正月にはカレーを食べたくなる・・・という世代の方もいらっしゃることでしょう。
このコマーシャルがきっかけ、という話ではないのですが、今日1月22日は「カレーの日」です。
それは、昭和57年のこと。
全国学校栄養士協議会が、1月22日の給食を全国統一の献立にしようと決めて、小中学校で一斉にカレーが出されることになりました。
この出来事が、「カレーの日」という記念日の誕生につながったそうです。
その日のお昼はきっと、日本中でカレーのいい匂いがしていたのでしょうね。
カレーは今でも、給食の人気メニューです。
日頃の給食だけでなく、災害が起こった時にも安心して食べられるよう開発された、学校給食用非常食にもカレーが採用されています。
救うに給食の給と書いて「救給(きゅうきゅう)カレー」。
救援物資が届くまでの間、子どもたちのいのちをつなぐために、アレルギー特定原材料などは使わず、安全な国産食材で作られたカレーだとか。
スパイスの香りが食欲をそそる、カレーはどんな時でも、私たちの味方になってくれそうですね。
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