汗ばむ季節の楽しみは、お風呂に入ること。
心もカラダもさっぱりして、生まれ変わったような気分になれる、日々の贅沢ですね。
毎月26日は「風呂の日」です。
なかでも6月26日は、6・(ろくてん)の2(ふ)6(ろ)で「露天風呂の日」だとか。
温泉は、人類が誕生する遥か昔から地球上に湧いていたと云われているので、露天風呂の歴史は、人類の歴史そのものかもしれませんね。
地球のエネルギーを感じさせるような温泉が、令和の今もこんこんと湧き出る山陰の湯村温泉。
今からおよそ1150年前に発見されたと伝えられる源泉は「荒湯(あらゆ)」と呼ばれ、90度を超える高温のお湯が1分間に470リットルも湧き出しているそうです。
湯けむり香る湯村温泉の人々は、 この温泉と共に暮らしてきました。
旅館や入浴施設だけでなく、理容院や美容院、一般家庭にも温泉が配られていて、町の暮らしになくてはならない宝もの。
町を流れる春来川を眺めながら、誰でも気軽に入れる足湯も、天然かけ流しです。
これぞ、まさに、小さな露天風呂と言えそうですね。
その昔、歩き疲れた旅人や農作 業を終えた地元の人が、川にあふれ出た温泉に足をつけて、疲れを癒したのがはじまりだそうですが・・・今では、世界中からやって来る観光客にも人気の足湯です。
「露天風呂の日」の今日、山陰 を潤す地球の恵みの温泉に、思いをはせてみませんか。
|