香りの散歩道 |
墨絵・朝野泰昌 |
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今日8月1日は「夏の省エネ総点検の日」です。一年の中でも8月には特に、消費電力が上昇しやすいことから、「省エネルギーの意識をみんなで高めましょう」と呼びかける記念日だとか。 大雨や猛暑など、気候変動が予想もできない状態になっている今、地球環境に配慮したエネルギーについて、あらためて考えてみる機会にしてはいかがでしょうか。 2015年、地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」が発効されましたね。 目標は、世界の平均気温の上昇を、産業革命の前に比べて2℃未満にすること。 日本国内でも、各地で省エネルギーの新たな試みがはじまっていますが、地域にもともとある資源を活用してCO2を少しでも減らすことができたら、素晴らしいと思いませんか。 たとえば、はるか昔から高温のお湯がこんこんと湧き出ている山陰の湯村温泉では、その温泉の熱で電気をつくり出す「バイナリー発電」が行われています。 蓄電の設備もつくり、災害時には避難所となる施設の非常用電源としての役割も担っているとか。 太陽や風など、自然のチカラを活かした発電方法はいろいろありますが、温泉の熱で発電するのは、温泉王国ニッポンならではのアイデアかもしれませんね。 |
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*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中 ↓mp3です。
wmp等でお聞き下さい。 8月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。
毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。 香りの散歩道TOPへ / TOPへ / 歳時記へ |