香りの散歩道


習い事は6歳から


墨絵・朝野泰昌



今日6月6日は「楽器の日」。
日本では昔から、「習い事は6歳の6月6日に始めるのが良い」といわれていることに由来する記念日です。

ピアノやヴァイオリン、ギターなど、親が子どもに習わせたいと思う楽器はいろいろあるようですが、近頃は、日本の伝統的な楽器にも熱い視線が注がれています。
なかでも人気があるのは和太鼓だとか。
ドン・ドン・ドン・ドドンと全身を使って打ち鳴らす、あの勇壮な和太鼓です。

楽器を演奏する楽しさだけでなく、力いっぱい太鼓を叩くことによって、ストレスが発散できるのも人気の理由だそうです。

また、みんなで演奏するときに、息を合わせようとして協調性が芽生えたり、全力で叩き終えたときの達成感も大きいとか。
全身運動ですから、カラダもかなり鍛えられそうですね。

そして何より、日本の伝統文化にふれるきっかけになることは、子どもたちが和太鼓を習う大きな魅力ではないでしょうか。
礼にはじまり礼に終わる稽古で、礼儀作法が身についたという声や、地元のお祭りに参加して地域の歴史や文化にも興味を持つようになった・・・という声も。

音楽とスポーツ、そして、伝統文化に親しむ要素を兼ね備えた和太鼓は、子どもの習い事として、これからますます注目されそうですね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

6月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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