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香りの散歩道 |
| 墨絵・朝野泰昌 |
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| みなさん、紅茶はお好きですか？ イギリスでは、午後３時から５時ごろにかけて、アフタヌーンティーを楽しむ習慣があります。 サンドイッチやスコーンなどと一緒に、香り高い紅茶を味わうひとときは、日本でも人気ですね。 実は、今日１１月１日は「紅茶の日」です。 日本（にほん）紅茶協会が定めた記念日で、その由来は、江戸時代までさかのぼります。 あるとき、伊勢から江戸をめざした船が、海で遭難してしまいました。 船頭だった大黒屋光太夫（だいこくや・こうだゆう）は、流れ流れてロシアの地にたどり着き、なんとか生きぬいたのです。 そして、ロシアの女帝エカテリーナ２世に招かれ、日本人として初めて、正式なお茶会で紅茶を飲んだと言われています。 この出来事が１１月だったことから、１１月１日が「紅茶の日」になったそうです。 紅茶には、たくさんの種類があり、楽しみ方もいろいろ。 この時期、もしも無農薬のリンゴが手に入ったら、むいた皮は捨てないでください。 温めたティーポットに、リンゴの皮と紅茶の葉を入れてお湯をそそぎ、１０分くらい待てばアップルティーの出来あがり。 また、鍋に水とリンゴの皮を入れて火にかけ、５分くらい煮立ててから紅茶の葉を加えると、よりいっそうリンゴの香りが引き立ちます。 時間はあくまでも目安ですので、お好みの濃さを調節してくださいね。 午後のひとときに、心もカラダもあたたまるアップルティー。 みなさんも、いかがですか。 |
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毎週水曜日ＦＭ山陰(16:55～17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。 香りの散歩道TOPへ ／ TOPへ ／ 歳時記へ |