香りの散歩道


ミミイチバン


墨絵・朝野泰昌

窓を開けて「ああ春だなぁ」と感じたとき、皆さんはどんな音楽を聴きたくなりますか。

今日3月31日は「オーケストラの日」です。
「ミミにイチバン」という語呂合わせから、日本オーケストラ連盟によって制定された記念日だとか。

この季節、ミミにイチバンのオーケストラの曲といえば、「春」をテーマにしたクラシックの名曲たちかもしれませんね。

なかでも、アントニオ・ヴィヴァルディの代表作、4つの協奏曲からなる『四季』の1曲目『春』は、300年の時を超えて多くの人に愛されています。
この曲には、季節の情景を描写した、ソネットと呼ばれる詩がつけられています。

「春がやってきた。小鳥たちは喜び、さえずりながら祝っている。
小川のせせらぎを、風がやさしくなでる。
やがて雷がごう音を立て、黒い雲が空を覆う。そして嵐は去り、小鳥たちは再びうれしそうに歌い出す。
鳥の声をヴァイオリンが高らかに、華やかに、うたいあげる・・・」。

1678年、ヴェネツィアに生まれ、父親からヴァイオンの手ほどきを受けて育ったヴィヴァルディ。
ヴァイオリニストでもあった彼は、その美しい響きで、自然と共に生きる喜びを、私たちに伝えてくれています。

「オーケストラの日」の今日、ヴィヴァルディをはじめとする音楽家たちが、音で描いた『春』の情景は、きっとどこかで誰かの心に届いていることでしょう。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

3月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



香りの散歩道TOPへ
 /  TOPへ  / 歳時記へ