香りの散歩道


クリスマスイルミネーション


墨絵・朝野泰昌

山陰の夜空にイルミネーションが輝く季節になりましたね。希望の光、復興の光、喜びの光、祈りの光・・・。

同じ光でも、見る人によってさまざまな想いを呼び起こしてくれる。
イルミネーションには、そんなチカラがあるような気がしませんか。
木の枝に、いくつもの明かりを灯すイルミネーションのはじまりは、16世紀ごろのドイツだと言われています。

この伝説の登場人物は、宗教改革を唱えたことで知られるマルティン・ルターです。
ある日、夜の森を歩いていたルターは、木々の間から見える夜空にきらめく星を見て、その美しさに感動しました。

そして、心を動かされた光景を再現しようと、木の枝にロウソクをたくさん飾ったのだそうです。これが、イルミネーションの起源だとか。

その後、電球の発明などによって、イルミネーションは時代とともに姿を変えてゆき、海を越えて日本に初めて登場したのは明治時代のこと。
当時、東京の銀座に輸入品を扱う店があり、創業者はイギリスに留学したことがありました。

ヨーロッパで見た光景を日本でも・・・と、クリスマスシーズンにキラキラ光る電飾で店を飾ったところ、新聞にも取り上げられるほど話題に。
やがて、日本各地に広まっていったと伝えられています。

冬の明かりには、見る人の心まで照らしてくれるような、やさしさとぬくもりがありますね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

12月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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