香りの散歩道


俳句の日


墨絵・朝野泰昌



今朝、カレンダーを見て思い出しました。
8月19日はハ・イ・ク。今や幅広い世代に親しまれている、「俳句の日」です。

子どもたちが俳句を楽しめる本はたくさんありますが、なかには、動物たちが詠んだ句を紹介しているユニークな絵本も。
詩人で童話作家の岸田衿子(きしだ・えりこ)さんが1997年に発表した作品で、タイトルは『どうぶつはいくあそび』。

いろんな生き物たちが、あるときは日本語で、あるときは動物語で、愉快な俳句を詠んでいます。
動物の言葉がわからなくても大丈夫。ちゃんと、日本語に訳したものが添えられていますから。

それぞれの句に対して、絶妙な感想を述べているのは、カワウソの「ふるかわうそはち」。
うそはち師匠いわく、昔むかし、人間に俳句を教えたのはカエルで、そのカエルに俳句を教えたのが、師匠の先祖のカワウソなのだとか。
そう言われると、なんだかそんな気がしてきませんか。

では、『どうぶつはいくあそび』に登場する、カニの「かにた」くんの句を紹介しましょう。

じゃんけんぽん ぐーのさざえに いつもまけ

カニのじゃんけんは、チョキしか出せないのですね。この句に対するうそはち師匠の感想は、「かにたくん、こんどは、ぱーのひとでと、じゃんけんするにかぎるよ」。
さすが、明快なアドバイス。

あそび心いっぱいの動物の俳句を、皆さんも楽しんでみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

7月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



香りの散歩道TOPへ
 /  TOPへ  / 歳時記へ