香りの散歩道


ベートーヴェンの創作意欲


墨絵・朝野泰昌
 

今年、生誕250年を迎える音学家がいます。
1920年、ドイツのボンという街に生まれ、音楽の世界に革命を起こしたと言われるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。 

今も世界中で愛されている、香り高い名曲を数多く生み出してくれた、その功績を讃える記念イベントが各地で開催されています。

なかでもベートーヴェンが22歳まで暮らした街ボンで、毎年9月に開催されている「ベートーヴェン音楽祭」は、例年にも増してファンの期待が高まっているとか。
博物館として公開されているベートーヴェンの生家も、リニューアルオープンして準備は万端。街はすでに、記念すべき年を祝う人々の熱気であふれているようです。

ベートーヴェンにはさまざまな逸話がありますが、大のコーヒー好きだったという話はご存知ですか。
毎朝、コーヒー豆を60粒数え、自分で挽いて淹れていたそうです。
豆の数は、きっちり60粒。
それが彼にとって、最もおいしいコーヒーを淹れるためのこだわりだったのでしょうか。

ベートーヴェンは、こんな言葉も残しているそうです。
「一杯のコーヒーはインスピレーションを与え、一杯のブランデーは苦悩を取り除く」。
ベートーヴェンの創作意欲をかき立てたコーヒーのおかげで、私たちは今、素晴らしい音楽の恩恵を受けているのかもしれませんね。

生誕250年の今年、皆さんもコーヒーを飲みながら名曲に耳を傾けてみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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