香りの散歩道


日本のはじまり、ここにあり


墨絵・朝野泰昌
 

今年は、神話の時代からはじまるこの国の歴史を綴った書物、『日本書紀』が成立して1300年に当たる年です。奈良に都があった時代、40年近い年月をかけて編纂されたと言われる『日本書記』。

それを記念して、上野にある東京国立博物館で今日から、日本書紀成立1300年特別展『出雲と大和』と題した展覧会が開催されています。

キャッチコピーは「日本のはじまり、ここにあり」。

出雲地方と奈良の地に伝わる国宝や重要文化財が一堂に集められ、私たちの住む国がどのように誕生したのか、その成り立ちに思いをはせることができる展覧会です。

出雲地方からは、発掘された当時、「教科書に書かれていた説が変わる大発見」と言われた、弥生時代の銅鐸や銅剣、銅鉾。
鹿が振り向いた瞬間の姿を見事にとらえた、「見返りの鹿」と呼ばれる古墳時代の埴輪などが展示されています。

また奈良の地からは、これまで一度も門外に出たことがなかった石の仏様も、東京にやって来ました。
石で作られた仏像が、優しい微笑みをたたえたまま1300年以上、風化することなく残っているのは「奇跡」と言われているとか。

日本書紀成立1300年特別展『出雲と大和』は、東京国立博物館で3月8日まで開催中です。

オリンピックイヤーの今年、世界の人々に日本を知ってもらう前に、私たちもあらためて、この国の歴史を振り返ってみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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