香りの散歩道


救急車の出番


墨絵・朝野泰昌



今年の夏も猛暑が続きましたね。
熱中症などによる救急車の出番も多かったようです。

救急車と言えば、来週の月曜日9月9日は「救急の日」です。
救急医療についての知識と理解を深めてもらおうと、昭和57年に制定されました。

日本の消防機関に、はじめて救急車が登場したのは、昭和8年、今から86年前のこと。横浜の消防署に、アメリカ製のキャデラックの救急車が配置されました。

最高時速は40キロメートル、車体の長さが5.3メートルもあり、収容人数は「寝て4人、座って8人」という記録が残っているとか。
白い車体に赤い線が1本入り、サイレンが1つ付いていたそうです。

その頃はまだ、市民にとっては自動車そのものが珍しかった時代。
こんなに大きな救急車が、サイレンを鳴らして街を走っていたら、それだけでニュースになったことでしょう。

当時の新聞には、こんな見出しが躍りました。
「電話一本で直ぐに飛出す救急自動車 貧困者には何よりの福音(ふくいん)

いよいよ今日から活動開始」。
誰でも無料で利用することができる、はじめての救急車に対する期待の大きさが伺えますね。

自然災害や火災、交通事故などが発生したとき、一刻も早く救急処置ができるように登場した救急車は、今、全国の消防署で6千台以上が活躍しています。
はじめの一歩に思いをはせて、私たちも救急活動に協力しませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

9月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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