香りの散歩道


万能の天才」が愛したローズウォーター


墨絵・朝野泰昌



今年、没後500年を迎えたルネサンスの天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

『モナ・リザ』や『最後の晩餐』などの名画を描いた画家であり、空を飛ぶ機械の原理を考え出した発明家でもあり、解剖学や天文学など、あらゆる分野で類い稀な才能を発揮した人物です。

生涯にわたって書き綴った膨大なノートは、ダ・ヴィンチ手稿(しゅこう)と呼ばれ、後の世の人々に多大な影響を与えたことは、皆さんもご存知でしょう。

謎多き人物だけに、さまざまなエピソードが伝えられていますが、一説によると、いい香りの作り方についても語っていたとか。

その内容は、「まずバラの花から抽出した水、ローズウォーターで手を湿らせ、それからラベンダーの花を手に取って、両手でこすり合わせる」というシンプルなものだったそうです。

植物の香りに興味のある方なら、どんな香りになるのか、きっと想像できるでしょう。

また、ダ・ヴィンチは、新鮮なローズウォーターに砂糖とレモンを加えたものを、好んで飲んでいたという説もあるそうです。

人類史上最高と称えられる「万能の天才」が愛したローズウォーター。
その甘い香りが、ダ・ヴィンチにひらめきを与えていたかどうかは分かりませんが・・・。

私たちも、いいアイデアが思い浮かばないときは、ローズウォーターの香りで気分転換をしてみるのも良さそうですね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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