香りの散歩道


水道週間


墨絵・朝野泰昌



6月は水の月、「水無月」です。

水の無い月と書きますが、これにはいろいろな説があるようです。
「無(な)」は「の」という意味の言葉で、旧暦の6月は田んぼに水を引く時期であるため、水の月と言われるようになったという説。

いやいや、暑さで水が涸れるから、やっぱり水の無い月だという説。
いずれにしても、先人たちが水に思いをはせてきた月であることは、間違いないようですね。

そして昭和30年代からは、毎年6月は「水道週間」でもあるのですが、皆さんはご存知でしたか。

期間は6月1日から7日まで。
すでにポスターなどでPRされている今年のスローガンは、「いつものむ いつもの水に 日々感謝」。確かに、その通りですね。

この機会に、私たちが毎日あたり前のように飲んでいる、水道水のことを見直してみませんか。

日本の近代的な水道事業は、明治20年、横浜で産声をあげました。
外国との交易が盛んになったことで、海外から持ち込まれるコレラなど、水を介して広がる伝染病を防ぐためのものだったそうです。

その後、港のある都市を中心に水道は全国へと広がりましたが、普及率が急速に伸びたのは、昭和30年代から40年代にかけて水道事業への関心を高める「水道週間」が始まった頃と重なります。

「いつものむ いつもの水に 日々感謝」をしながら、きれいな水が安心して飲める環境を、これからも守り伝えていきたいですね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



香りの散歩道TOPへ
 /  TOPへ  / 歳時記へ