香りの散歩道


世界一周記念日


墨絵・朝野泰昌



今日は、二十四節気の「啓蟄」です。

冬ごもりをしていた虫たちが、土の中から這い出してくる季節ですが、もしかしたら人間も、春の香りに誘われて心うきうき。
新しい世界に、飛び立ちたくなる季節かもしれませんね。

だから、というワクではないでしょうけれど、今日3月6日は、「世界一周記念日」でもあります。
その由来は、今から52年前のこと。日本航空が、アジアの航空会社では初めて、世界一周路線の運航を開始しました。

前の年に開設したニューヨーク路線をロンドンまで延長し、既存のヨーロッパ路線と接続したことによって実現した、念願の世界一周だったとか。

ちなみに、ニューヨーク路線の就航当時、東京とニューヨークの往復運賃は、エコノミークラスでおよそ36万円。
公務員の初任給が2万円くらいの時代ですから、ニューヨークに行くだけでも、夢のような空の旅だったことでしょう。

世界一周路線の記念すべき西回り第1便は、1967年の3月6日午後0時30分、羽田空港を飛び立ちました。
この就航に合わせて、当時はスチュワーデスと呼ばれていた客室乗務員の制服も、森英恵さんがデザインした目にも鮮やかなスカイブルーに。

記念切手も発行されるなど、世界旅行への憧れが、多くの人の心に羽ばたいた出来事でした。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

3月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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