香りの散歩道


日本遺産「北前船」の寄港地・諸寄港


墨絵・朝野泰昌



日本の文化や伝統を物語るストーリーを認定する「日本遺産(にほんいさん)」。

2015年にスタートした第1回には、鳥取県の三朝町や島根県の津和野町のストーリーが認定されましたね。

以来、毎年選考会が行われ、今年の春、新たに13件が加わって67件になりました。
2020年までに100件の登録をめざしているそうですから、山陰からも、まだまだたくさんの日本遺産が誕生することでしょう。

今年、中国地方から認定されたのは、岡山県の桃太郎伝説が生まれた町と、広島県の港町・鞆の浦(とものうら)のストーリーでした。

瀬戸の夕凪と、江戸時代の港の面影を残す鞆の浦は、宮崎駿(みやざき・はやお)監督の映画『崖の上のポニョ』の舞台になったことでも有名です。
もちろん、日本遺産のストーリーにポニョは登場しませんが、絵になる日本の風景がそこかしこに。瀬戸内海を行き交う船が目印にした、石造りの常夜燈(じょうやとう)。

どこか懐かしい潮の香りに誘われて、江戸時代にタイムスリップしたような港町をそぞろ歩く・・・そんな「日本らしさ」が、外国人観光客にも人気があるそうです。

日本海を臨む山陰にも、風情のある港町はたくさんあります。
たとえば、新温泉町の諸寄港も、北前船(きたまえぶね)の寄港地として栄えた港町で、すでに日本遺産になっている北前船のストーリーに、今年、追加認定されました。

もしもあなたが日本遺産を選ぶとしたら、どんな港町に心ひかれますか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

12月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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