香りの散歩道


2つの温泉マーク


墨絵・朝野泰昌



湯けむりの香る温泉が、ますます恋しくなる季節ですね。

山陰の温泉地にも、ぬくもりを求めてたくさんの人が訪れています。
その中には、外国人観光客の姿も。
日本の温泉人気は、世界的に広まっているようです。

外国人と温泉と言えば、2020年の東京オリンピックに向けて、「温泉マーク」に変化があったことをご存じですか。
温泉から3本の湯気が立ちのぼっている、あの「温泉マーク」です。

言葉がわからなくても、ひと目で理解できる案内用の記号、ピクトグラムの見直しが図られる中、「温泉マーク」にも物言いがつきました。

外国人には、お皿から湯気が立ちのぼっている料理のマークのように見える。
温泉だとはわかりにくい。
そんな声があがったのです。

そこで、デザインの変更案が検討されました。
温泉に3人の人がつかっていて、そこから3本の湯気が立ちのぼっている新しいデザインを、国際規格にすることになったのですが・・・。

今度は、これまでの「温泉マーク」に慣れ親しんできた人たちから、日本の文化だから変えないでほしい。
男女が一緒に入っているように見えて、混浴のマークだと勘違いされてしまう。
という反対意見が出たのです。

では、どうするか。
いろいろな意見を考慮して、今のところは、どちらのマークを使っても良いという結論に落ち着いたようです。

もしも街で2つの温泉マークを見かけたら、どちらに心ひかれるか、見比べてみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

11月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



香りの散歩道TOPへ
 /  TOPへ  / 歳時記へ