香りの散歩道


そろばんの日


墨絵・朝野泰昌



末広がりのおめでたい数字「八」が二つ並んだ今日八月八日は、語呂合わせで生まれた記念日が多いことをご存じですか。

ハッハと笑う「笑いの日」、ハハとパパに感謝する「親孝行の日」、そして、パチパチと玉をはじいて計算をする「そろばんの日」でもあります。

そろばんが日本に伝来したのは、室町時代の終わり頃ではないかと言われています。
江戸時代には、寺子屋などで子どもたちも習うようになり、「読み書きそろばん」が学問の基本でした。
文章を読んだり、書いたり、計算するチカラをつけることが大切なのは、今でも同じですね。

現在、日本にはそろばんの二大産地があります。
兵庫県小野市の「播州そろばん」と、山陰の皆さんにはおなじみ、島根県奥出雲町の「雲州そろばん」。

どちらも国の伝統的工芸品に指定されている、日本の宝です。
樺(カバ)や柘植(ツゲ)、煤竹(ススタケ)などの天然素材で作られているそろばんは、生き物です。

熱や湿気を嫌うので、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
万一水に濡らしてしまったら、すぐに拭いて風通しの良い日陰で乾したほうが良いそうです。

丁寧に作られた道具は、大切にすれば長く使い続けることができる。
そのことを、子どもたちが身をもって学べるのも、そろばんのいいところでしょう。

「そろばんの日」の今日、お宅にあるそろばんも、手入れをして長持ちさせませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

8月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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