香りの散歩道


夏至祭


墨絵・朝野泰昌



今日は「夏至」。
一年で最も昼が長い日といわれています。

冬至に柚子湯をたてるような風習が夏至にはないため、そうとは気づかずに過ごした方も、多いのではないでしょうか。
夏至に対する思いは国によって違うようで、夏が短い北欧に暮らす人々は、太陽に感謝するこの日を心待ちにしているそうです。

スウェーデンでは毎年、夏至の日に近い土曜日に「夏至祭(げしまつり)」が開催されます。
今年は6月24日。
前日の金曜日から2日間、仕事も学校も休みになる祝日なので、この時期に合わせて、長い夏の休暇を取る人も多いそうです。

スウェーデン各地に設けられた夏至祭の会場には、季節の草花で美しく飾りつけた柱が立てられ、そのまわりでダンスを踊ったり、歌ったり。

花の刺繍を施した民族衣裳を身にまとった人や、花の冠をかぶった人たちの笑顔で、街じゅうが華やぐそうです。
大人も子どもも、夏至に自分で編んだ花の冠をかぶると、一年間健康で過ごせるといわれているそうですが、花の冠には、こんな素敵な言い伝えもあります。

夏至祭の前日、野原で摘んだ7種類の草花で冠を編み、それを枕の下に敷いて寝ると、夢に未来の花婿さんが現れるのだとか。
ただし、花を摘むところは誰にも見られてはいけないそうです。

今年も、健康のため、未来の花婿さんに会うため、たくさんの女性たちが花の冠を編むのでしょうね。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

6月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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