香りの散歩道


グィッと一杯!湯村温泉で利き酒


墨絵・朝野泰昌
秋の終わりから冬にかけて、香り高い花を咲かせる山茶花(さざんか)。

花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむきな愛」。

北風の季節に咲く、山茶花らしい花言葉ですね。

「上立ち香(うわだちか)」という言葉をご存じですか?

上に立つ香りと書いて、上立ち香。「もちろん知っていますよ」という方は、かなりいける口ですね。
 
上立ち香は日本酒の利き酒に使われる言葉で、瓶から器にそそいだ直後、静止した状態で立ち上がってくる香りのことです。

時間が経つと飛んでしまうので、瞬間的に嗅ぎ取らなければいけません。
いちばん最初に感じる香りですから、お酒の第一印象を決める大切な要素といえるでしょう。
 
そんな日本酒の利き酒を楽しめる場所が、山陰にあります。
兵庫県新温泉町にある「杜氏館(とうじかん)」では、湯村温泉の宿泊客に但馬杜氏(たじまとうじ)の日本酒を味わってもらうイベントが開かれています。

但馬杜氏は、伏見や灘など西日本を中心に活躍する酒づくりのプロフェッショナル。日本四大杜氏の一つともいわれています。
 
今回のイベントでは、各地の但馬杜氏が手がけた37種類の純米酒と、地元でつくられている“どぶろく”を用意。
湯村温泉に宿泊して宿でチケットを受け取り、杜氏館で100円のおちょこを購入すれば、日替わりで提供される3銘柄の純米酒とどぶろくの中から、3杯まで利き酒ができます。
 
期間は来年の2月26日まで。

詳しい情報は、電話番号0796-92-2000 湯村温泉観光協会までお問い合わせください。
 
杜氏館の「純米の利き酒」。
まずは、そそがれた瞬間の香りから、楽しんでみてはいかがでしょう。




*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。


*このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています



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