香りの散歩道


古代ローマと現代の日本の「風呂文化」 


墨絵・朝野泰昌
寒くなればなるほど、お風呂が恋しい季節。

日本人の風呂好き、温泉好きは海外でも評判ですが、

時をさかのぼれば、古代ローマ人も負けてはいなかったようです。

古代ローマと現代の日本を「風呂文化」というテーマで結びつけたマンガ『テルマエ・ロマエ』をご存じですか?
昨年、マンガ大賞や手塚治虫文化賞を受賞し、単行本がベストセラーになっている話題作です。

ストーリーを簡単に紹介すると・・・主人公は、古代ローマで公衆浴場をつくっている設計技師、ルシウス。
彼は、新しい公衆浴場のアイデアに行き詰まり、悩みながら入った浴場で、タイムスリップしてしまいます。

たどり着いた先は、日本の銭湯。壁に描かれた富士山の絵を見て、ポンペイのヴェスビオス火山だと驚き、銭湯で見るものすべてにカルチャーショックを受けて、再び古代ローマへタイムスリップ。

そこでルシウスは、見てきたものを浴場づくりに活かし、時代の最先端を行く設計技師として人気者になるのです。

笑いあり感動ありのストーリーは奇想天外ですが、古代ローマ人の目を通して、日本のお風呂や温泉の良さをあらためて教えられる作品でもあります。

今、最も熱い風呂マンガ!と評判の『テルマエ・ロマエ』。
その人気ぶりに映画化も進み、阿部寛(あべ・ひろし)さんの主演で来年公開の予定だそうです。

どんな映画になるのか、楽しみですね。




*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。



*このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています



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