今「もしこの世の中に『愛する心』がなかったら、人間はだれもが孤独です」。 そう語ったのは、戦後の日本で多くの女性に夢と希望を届けたアーティスト、中原淳一(なかはら・じゅんいち)です。 「それいゆ」や「ひまわり」などの女性雑誌を創刊し、イラストレーターやファッションデザイナーとしても一世を風靡した中原淳一。 大きな瞳の少女の絵や洗練されたファッション画は、当時を知らない世代にも人気があり、今も多くの人の心で輝き続けています。
その中原淳一が愛した世界を垣間見ることができる展覧会が、静岡県の「磐田市(いわたし)香りの博物館」で開催されています。 展覧会のタイトルは、『中原淳一の世界・美しき心と香り展』。 雑誌の表紙を飾った絵をはじめ、物語の挿絵や詩、スタイル画など、およそ60点が展示されています。 また、この展覧会の開催を記念して中原淳一オリジナル香水も誕生しました。 「美しく生きる」とは、どういうことか・・・。 それを永遠のテーマとした中原淳一の美意識と、彼が愛した花々をイメージして創作された香水は、ホワイトローズを基調とした気品あふれる香り。 展覧会場では、期間限定で販売されています。 6月26日まで、磐田市香りの博物館で開催中の『中原淳一の世界・美しき心と香り展』。 愛する心を何よりも大切にした彼の思いは、こうしてつながっていくのですね。