香りの散歩道



どんなチョコレートを選びますか?



墨絵・朝野泰昌
「チョコレートを常用する人たちは、いつも変わらぬ健康を楽しみ、人生の幸福を妨げるちょっとした病気にかからない人たちであり、彼らの肥満もたいして進行しない」。

これは、フランスの食通として有名なブリア・サヴァランの言葉です。

彼が活躍した19世紀のはじめ、チョコレートはまだ上流階級に人気の飲み物でした。カカオから作られたこの香り高い液体は、当時、美味なる薬としてもてはやされていたようです。 

そのフランスでは今、「ショコラティエ」と呼ばれるチョコレート職人が大勢活躍しています。
お菓子をつくる職人「パティシエ」と同じでは?
と思われるかもしれませんが、フランスやベルギーなどでは、チョコレートの専門職として位置づけられているとか。

フランス文化を継承する優れた職人に与えられる、国家最優秀職人章の称号を持つショコラティエもいます。
それほど、チョコレートは人々に愛されているのですね。

最近は日本でも、ヨーロッパのショコラティエがつくった芸術品のようなチョコレートを味わえるようになりました。
特に、バレンタインデーが近づくと、期間限定の商品もあり、チョコレート好きにとっては最高に幸せな季節。
自分用に買う人が増えているのも、ナットクできます。

愛する人へ、お世話になっている人へ、そして、自分自身へ。
今年のバレンタインデーは、どんなチョコレートを選びますか。




*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

2月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。

*このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています



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