香りの散歩道


節分の豆まき


墨絵・朝野泰昌
明日、2月3日は「節分」です

邪鬼を追い払うため、節分の夜にまく豆は「福豆」「年取豆(としとりまめ)」「年の豆」とも呼ばれ、年の数より1つ多く食べると、元気で過ごせるという言い伝えがあります。

「あたたかく 炒(い)られて嬉し 年の豆」 高浜虚子(たかはま・きょし)


香ばしく炒った大豆を、家族みんなでポリポリ音を立てながら食べている……そんなほほえましい光景が浮かんできますね。

年を重ねると、全部は食べ切れないという声もよく聞きますが、その場合は福茶にして飲む地方もあります。

湯呑みに、結び昆布と梅干しと豆まきの大豆を3粒入れて、熱湯をそそげば出来あがり。
昆布は「よろこぶ」、梅はおめでたい松竹梅に通じる、縁起の良いお茶です。

また、地方によっては、大豆ではなく殻付きの落花生をまくところもあるそうです。

いつどこで、豆まきに落花生が使われはじめたのか。
一説によると、昭和30年代に北海道で、大豆のかわりにまいたのがはじまりだとか。

雪の中にまいても拾いやすく、食べ物が粗末にならない、といった理由で、東北など雪の多い地方に広まっていったそうです。 

節分の行事は、いろいろなカタチで受け継がれていますが、無病息災を願う思いは同じ。
明日の夜は福豆を食べて、今年も一年まめに暮らしたいですね。



*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

2月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。

*このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています



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