香りの散歩道



香りのエチケットにご用心「香害」



墨絵・朝野泰昌
今日は、香害(こうがい)についてお話ししましょう。

といっても、空気や水の汚染に関する話題ではありません。

香りの害と書いて香害。

私たちの身につける香りが、ときに不快感を与えることもあるという話です。

香りの好き嫌いは、人によって異なることは皆さんよくご存じでしょう。

そのことをつねに心に置いて、香りを楽しむことが香害を防ぐ第一歩です。

また、たくさんの人に好感を持たれる香りでも、身につける量が多すぎると、たちまち悪臭になります。

「私は大丈夫」と思っている方も、ご注意ください。

毎日同じ香りをつけていると、なんとなく物足りなさを感じて、ついつけ過ぎてしまうことがあるからです。

その香りに慣れてしまった本人は気づかないのですが、微妙に増えた量を周りの人は敏感に察知して、眉をひそめているかもしれません。
これでは、せっかくの香りのおしゃれも台無しですね。
 
そうならないためには、TPOに合わせて香りを変えたり、普段は何もつけず、特別な香りは特別なときだけ身につけてはいかがでしょう。
その場合も、「そこはかとなく」という基本をお忘れなく。
 
香りのある心豊かな暮らしをみんなで楽しむために、一人一人が香りの害、香害について意識することが大切ですね。



*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。



*このコーナーは毎週水曜日に日本海新聞で掲載しています



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