近所の公園でカラダを動かす高齢者の方が増えているとか。 というのも、公園に設置されている遊具に変化が起きているのです。 その変化とは、すべり台やブランコなど子ども向けの遊具だけでなく、「健康遊具」や「介護予防遊具」と呼ばれる高齢者向けの遊具を設置する公園が増えていること。 たとえば、背もたれが反りかえったベンチで背中やおなかのストレッチをしたり、バーにつかまって上体をゆっくりねじったり、丸太の上を歩いてバランス感覚を養うなど、健康遊具はほどよい運動が自分のペースでできるよう設計されています。 このように健康維持を目的としたものに加え、足腰を鍛えたり持久力を高めるなど、運動能力を向上させる遊具も開発されているとか。 利用するときは、自分の体力に合わせ無理をしないことが大切ですが、設置した健康遊具を正しく安全に使ってもらおうと、運動教室を開いている公園もあるそうです。 秋空の下、公園の土のにおいや緑のにおいに包まれて、楽しみながら体力つくり。これなら、長続きができそうですね。