香りの散歩道


世界らん展日本大賞」 


墨絵・朝野泰昌

 毎年2月に行われる花の祭典、『世界らん展日本大賞』が今年も2月14日から東京ドームで開催されます。

蘭といえば、お祝いに贈られることも多い優雅で香り高い花ですが、今年のテーマは

「蘭、と暮らす。〜美しい蘭と、美しい人生を〜」。

身近な暮らしに蘭の花があることの素晴らしさ、楽しさを、さまざまな角度から見せてくれる展覧会になりそうです。 

 今年で19回目を迎える『世界らん展日本大賞2009』には、国内外から10万株を超える作品が集まるそうで、その中から最も優れた蘭が“花の女王”に選ばれ、「日本大賞」が贈られます。 

また、この100年で最も素晴らしい発見といわれる、日本初公開の蘭もはるばるペルーからやって来るとか。

コバチーという名前の蘭ですが、どんな花を咲かせるのか、ぜひ見てみたいですね。

 そして、もう一つの見どころは、テレビでも活躍中の華道家、假屋崎省吾(かりやざき・しょうご)さんによる特別展示。
假屋崎さんならではの感性で、新たな蘭の世界を、きっと私たちに見せてくれることでしょう。

 2月14日から22日まで、東京ドームで開催される『世界らん展日本大賞2009』。
甘い香りに誘われて、皆さんもお出かけになってみませんか。


*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。



*このコーナーは毎週木曜日に日本海新聞で掲載しています



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