ヒゲおやじの絵日記/心の旅人
第43話 負けたらアカンゼ人生に
絵と文・猪熊燻太郎/提供・朝野家

 光陰矢ノゴトシ、少年老イヤスク、学ナリガタシ… 今年も暮れてゆく。
年の渦は悲喜こもごもに人生を濃縮したドラマが、一瞬に展開して人の心をしめつける。
さあどうする。平成不況戦国時代。まさに崖っぷちだ。

時を待て
 今さら政治を批判してみたって、愚痴ったって何になる。
それよりも、今の自分には何が出来るか考えてみることだ。
どんな状況に直面しても決してあきらめないド根性を持つことだ。
 ボクの大好きな『三国志』に、「蛟龍の淵にひそむは、昇らんがため」という一節がある。
つまり、水中にひそむは、雨を待ち、時来れば天に昇り龍となるためということだ。
 人生の進程には失敗することもある。
会社が倒産に進い込まれて、眠れぬまま夜を明かすことだってある。
人のうわさ話の種にされ、笑われることだってある。
がんばるんだ。くじけたらあかん。

ゴムのような頭脳で
 雪に抑えられる竹のように、時が来るまで学ぶことだ。
時来ればはね返してやるぞ、という執念を持つことだ。
出来るさ。想いを変えれば状況も変わる。
ピンチをチャンスに転換するゴムのような頭脳を養うことだ。
 とにかくファイト、ファイト。快活な魂。たくましい楽観主義。
苦境の中でのユーモアセンス… 
大宇宙の創進主がこの肉体に吹き込んでくれた生命力を信じて前に進むんだ。

新しい目標に向かって
 平成の大不況、お前はボクを一層鍛えてくれる時代の鉄床だ。
どんな状況だってマイナスなんてあるもんか。マイナスはプラスに直結しているんだ。
負けてたまるか、負けたらアカンゼ人生に。
 世も人も、経済と合理性を進求する思潮の渦の中で変化している。
変化することが果たして進歩か…後退か… 
しかし人の心を忘れないで新しい目標に向って生きたい。

*このコーナーは毎週日本海新聞で掲載しています

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